右脳開発 ~Part 1~
2012/10/29
私は息子達の子育ての間、能力開発や、教育、そして良い性格の子供に育てるには・・・等のテーマの書籍を沢山読んできました。さかのぼれば長男を妊娠中からこの習慣は始まり、いわば趣味のようになってしまっていました。そしてそれを実践すべく、できる限りの努力はしてきたつもりです。
でも次男が1才半の時から『ピアノ教室』を再開したので、レッスンをしながらの子育ては大変だったかもしれません。そして、その子育ても卒業目前となり、今はその時に読んだ本を引っ張り出してきて、レッスンに来て下さってる生徒さんのために役立つ事があれば・・・と読み返したりしています。
やはり、ご縁を頂いて指導させて頂いてる限り、ピアノを通じて上田ピアノ教室の生徒さん達には、素敵な人生を歩んで頂けるように、微力ではありますが、お手伝いをさせて頂きたい・・・という想いで再度勉強してる今日この頃です。
その読み返してる本の中で、七田眞さんの『超右脳革命』から抜粋して少しご紹介させて頂きたいと思います。
右脳教育は心の教育
子どもは、どの子も本質はやる気でいっぱいなのです。でもこのやる気は、『心の子育て』で大きくなり、心を育てないと消えてしまいます。
これまでの教育は、競争原理による教育でした。競争原理の教育は、左脳による教育です。左脳は競争と対立、ねたみ、そねみの世界です。自分だけよければいい、他人より優位に立ちたい、という世界です。
右脳教育はこれに対して、一体感、協調、愛と平和の原理による教育です。心を通い合わせることで相手との一体感を得、相手の情報を知ることができます。これがテレパシーと言われているものです。
子どもは元々、この無垢な世界にいます。超感覚的な能力が高いのです。それが六歳をすぎ、小学生になり、中学生になっていくほど、無垢な心ではなくなっていきます。右脳の世界から遠ざかり、左脳の世界へと沈みこんでいくのです。
それを防ぎ、右脳の世界へと引き戻すのが右脳教育です。そして右脳を開く事によって心が育っていくのです。
私は今の殺伐とした世の中で、特にこの右脳教育の重要性を痛感しています。そして右脳開発の手段として、最も有効とされているのが音楽なのです。しかしながら、ピアノを習ってるからといって右脳開発がされているというわけでもありません。どういう習い方、そしてどういう導き方がなされているかによって、お子様の成長が大きく変わっていくのです。
上田ピアノ教室では、ピアノと歌を通じて右脳開発に積極的に取り組み、お子様方に豊かな心が育ってくれればと願っております。
このテーマは引き続きシリーズで書いていきたいと思ってますので、お母様方にも参考になる事があれば嬉しく思います。
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